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私は1952(昭和27)年生まれですので、今年55歳になります。
もともとは四谷にある谷山治雄さんの事務所に勤務しながら税理士をめざしていました。学卒後会計事務所で働きながら資格をめざすという典型的な養成コースのひとつを歩んできました。何回も試験に落ち、やっと税理士になれたのが1990(平成2)年のことで、今から17年前になります。その後勤務税理士として中小企業者の権利を擁護し、税制の民主化をめざして仕事に打ち込んできました。
ただ、労働者として働いているわけですから決まった日に給料がでて、残業をすれば手当がつくのが立場上当然だと思っていました。自営業者として転機になったのは、田舎でひとり暮らしをしている母の脳卒中でした。幸い後遺症もなく社会復帰できましたが、このままひとりにしておくことはできません。家族で住居を移し、私も独立開業する道を選びました。
1998(平成10)年4月のことでした。民商への入会は開業時の融資相談がきっかけです。それまで銀行にだす書類を書いてくださいとお客さんに頼まれれば、安易に書いていました。しかし自分のこととなると、提出書類がうまく書けないのです。こんな仕事をしていておかしいと思われるかもしれませんが、さじ加減がわからないのです。お金がないから貸してくださいとお願いするにも、ありのままにお金がないことを明記したら、かえって銀行は貸してくれないのではないか、そうも考えた
ものでした。民商の適切なアドバイスで無事審査が通りました。
あれから10年
折しも、前年の97年には消費税率引上げ等で9兆円の負担が国民に強いられ、山一証券、北海道拓殖銀行の破たんを前に、橋本内閣が「財政再建」路線を投げ捨て、公的資金を投入した時期です。不況が身にしみ土曜日曜も、がむしゃらに仕事をしました。自分の収入は自分で稼がないと、もはや、給料をくれる人はいないとわかったからです。ものごとの変化が速く、変化しないものはない時代にあって、10年間やってこられたのもお客さま、民商、地域の方々のささえがあってのことだと感謝しています。今では苦労は多くとも、やりがいをかんじる自営業を選択してよかったと思っています。そして実感を持って叫ぶことができます。「消費税の増税はゆるさないぞ」と。 |
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