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JR東中野駅O分、のれんを分けトントンと階段を下りると酒房「地熱風」。
オーナーの石渡さん手書きの「本日のおすすめ品」がズラリ! どれも創意あふれる逸品料理ばかり、しかも燻製は店内で自家製されています。ベーコン、生ハム等は店の一番人気とか。黙って座れば美酒と美味なるつまみが供される。通にとっては、贅沢な空間です。
さて、この「じねっぷ」なる店名の由来は、石渡さんが大ファンのソウルミュージックのバンド「アース・ウィンドゥ・アンド・ファイア」からです。
「地」は地球であり、地の物を「熱」は調理する、「風」はその時の流行であったり、味であったりする、いわゆるマンネリ化ではなく季節の物をお客様に提供をしたいというコンセプトです。
起業のきっかけは歳になったら社長業をしたいと思ってました。ソフトウェアのコンピューター会社でサラリーマン時代、よく飲みに行き酒や食に精通していました。ならばいっそうの事、自分の行きたい店を自分で作ろうと思ったからです。今から7年前2000年のことでした。念願の社長業への転進です。
民商入会は住まいへチラシがよくポスティングされていました。運転資金が必要になり、融資の件でメールをしたのです。早速入会し、運良く融資もクリア、相談の時、都営住宅の募集もありますよと声をかけられ“ダメモト”と申込んでみたら何と当選し、生活面でもようやく安心して、更に商売に力が入ります。その後、利き酒師の資格も取り、酒作りの工程なども知り、視野が広がりました。お客様にも話題の提供にもなり、この「お酒」にはこの「おつまみ」と自信を持って奨められる強みとなっています。
パソコンはおてのもの、毎週人ぐらいにメルマガで酒と料理の情報を案内していますが夕方には「メールで見たよ」とお客様、蔵元さんやお客様との交流は楽しいものですが、不況のあおりで客足も減り、単価も下降していますが、なんとか工夫をして切り抜けたいとキッパリ。
店内の雑誌コーナーには、食に関する有名誌の他にオーナーが取材を受けた雑誌もたくさんあり、一緒に商工新聞もきちんと置かれています。そして、店内随所にオーナーのセンスが伺えます。これからも「パブリッシャ」直訳すると「伝導」ですが「食」に関する者としての役割を担ってゆきたい。酒と料理を提供する者として感謝と情熱で勝負をしますと答える石渡さんです。さあ、みなさん、吟味をされた「お酒」と「おつまみ」をどうぞ。3千円ぐらいで楽しめます。年中無休です。 |
(聞き手: 戸ヶ里) |
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住所 |
東京都中野区東中野5-3-1ムサシビルB1 |
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電話 |
03-3371-1788 |
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FAX |
03-3371-1788 |
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