ピックアップ商工新聞
3・13重税反対統一行動

消費税増税は中止せよ 強風のなか響くシュプレヒコール  

 強風に見舞われたなかでの今年の統一行動。集会・デモ行進、集団申告を通じて230名が参加し、全国の統一行動に連帯しました。「消費税の増税はやめろ」「原発のない社会をつくろう」「税務署は一方的な差し押さえはするな」とシュプレヒコールをしながら、靖国通りを市ヶ谷と西口大ガード方面へむけて80名で行進。沿道の商店街と通行する人々にアピールしました。今年から新宿税務署方面のデモ行進は、職安通りを迂回するコースではなく、まっすぐ大ガードをくぐって柏木公園に至るコースに変更してもらい、15分ほど短縮。新宿税務署の敷地内ではスピーカー使用禁止の措置にたいしては、門外から税務署への申し入れをおこない、整然と自主申告権を行使しました。
 事前に構成団体による2回の会議をおこない、成功へむけての意思統一をおこないました。行動終了後の税金対策部会では、確定申告する納税者だけではなく、すべての重税に反対する人々の参加を求めていること、この取り組みを4月11日の消費税大増税中止を求める国民集会へつなげていくことを確認しました。

第2回新宿絆オリエンテーリング
商店街をにぎやかに美味しいお店発見

 「新しいお店を発見できて楽しかった!」「参加費以上の内容で大満足!」「是非2回目の開催を!」。昨年9月に「第1回新宿絆オリエンテーリング」を開催。22店舗71名の参加で成功させ、多くのありがたい声をいただきました。
 「オリエン」の魅力は、なんといっても新しいお店の扉を開けるときのワクワク感。お店のマスターはどんな人かな? 料理は何がでてくるかな? いろいろ想像しながら、仲間と3軒のお店をまわる楽しさは、ここでしか味わえません。
 経営対策部では「景気回復は地域の元気から!」「人とお店の繋がりを強めよう!」を合言葉に、張り切って準備中です。趣旨にご賛同いただき、一人でも多くの方が参加していただけるよう、よろしくお願いいたします。みなさんの力で新宿を大いに盛り上げていきましょう。

大日本印刷は労働者・下請けいじめをやめろ

 国内の大企業は、莫大な内部留保を溜め込んでいる中で、中小・零細企業では苦しい経営状況が続いています。金融円滑化法廃止で多くの中小企業の倒産が危惧されています。そうした中で、全印総連は印刷出版関連産業の発展と産業民主主義を確立するために適正単価の確立や公契約条例の制定などを柱とする『産業政策提言』を発表し、運動を進めています。
 大日本印刷株式会社の100%子会社のDNPファインエレクトロニクスの久喜工場では二重偽装請負が行われ、そこで働いていた労働者が本来受け取るべき2100円の時給が2社にピンはねされ半分の1060円で働かされていました。その不法行為を会社に指摘した橋場さんは、2009年1月未に解雇され、地位確認や損害賠償などを求めて、さいたま地裁で係争中です。



仲間づくり推進委員会 商店街署名宣伝
TPP 消費税
影響を心配する声

 3月16日仲間づくり推進委員会は若松町商店街で署名宣伝行動を行いました。
 まずは会員のお米屋さん。「ご商売の様子はどうですか。この間安倍首相がTPP参加を表明したけど、お米屋さんにとっての影響はありますか」「このままだとコメ作り農家がつぶれてしまう。心配だ」と会話しながら一筆目を埋めていただき商店街に。
「消費税増税されたら困っちゃうね」と読者の本屋さんも一筆。  ご夫婦で切り盛りするお花屋さん。「売上いかがですか」「売上良くないよ。3月に払うこの倍になったらとても払いきれない。反対しないと商売続けられない。何よりお客さんが買わなくなる」と花束を作る手を休めご夫婦で署名していただきました。
 商工新聞の見本紙を手渡しながら商店街を歩いて、「あそこのお店も廃業になるのよ」という声も。新しいお店の準備の工事もあり入れ替わりの時期か。
 若松町商店街のみなさま快くご協力頂きありがとうございました。