2002年7月号に載った「おじゃまします」の記事
新宿商工新聞
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P8
すなっく金子は、新宿区役所裏、喫茶ルノアールの地下2階にあります。経営者の金子さつきさんは、23年前にこの道に入った大ベテラン。現在6人のホステスさんを置いています。「この道は、私の天職」と明るく張り切っています。この不況にもかかわらず、「店はやりようだな」と感心するほど取材中もお客さんがやってくるほどはやっています。
民商との出会いは20年前。その間ずっと民商に協力してきました。6月18日の歌舞伎町料飲支部の総会で、新たに婦人部担当役員を引き受けました。「婦人部を盛り上げたい」と意欲満点で、盛り上げる秘策(?)もあるそうです。歌舞伎町から婦人部隆盛の火の手が上がるかもしれません。「店は民商とともに発展すると信じています」と、とても頼もしい発言に勇気付けられました。
世の中は不況でもお酒の好きな人はたくさんいます。お客さんを惹きつける魅力があれば、お客さんは来てくれ、お店も繁盛します。不況に押しつぶされず、店の特徴を伸ばせば、商売も伸びる。取材を通してそう感じました。
「お店を閉めようか」と悩むより、知恵を出し合って元気に商売に励みたいですね。
(聞き手 井上 0207)
のれんをくぐると、和服にかっぽう着のよく似合う「肝っ玉かあさん」の女将和子さんが笑顔で迎えてくれます。
全21席のこじんまりしたお店ですが、食べ物に特色があります。「お腹袋(おふくろ)」の店名どおり温かい手料理メニュー。たとえば、山芋の塩焼き、ゲソわた蒸し、すいとん、どんどん焼きなど。年配者だけでなく、若者にも女性客にも人気です。
和子さんのご主人は、常磐津千代太夫という語り部で、ついこの間まで日本各地をめぐっていたことから、全国津々浦々のおふくろの味を知りつくしています。厨房でおふくろならぬオヤジの腕前をふるってくれるのも大人気の秘密です。お店の名前「お腹袋」の由来は、千代太夫さんが親交を持っていた人間国宝の柳家小さん師匠の命名によるもので、のれんや看板も師匠の手によるものだそうです。
豊島区から神楽坂に移って18年。女将さんは、「お店を愛してくれるお客さん達もいるし、昔ながらの貴重なお店として、不況にめげないで続けていきたい」と語ります。ご夫婦の人柄で人望が篤く、何か催し物をするとなると100人以上が駆けつけるとの噂もあるほどです。
民商と出会ってから8年目、記帳班会の会場として神楽坂の会員にはお馴染みです。顔の広さと、頼られる人柄から民商に会員を紹介することも。芸能人も通う店として、有名な「お腹袋」の秘密の一つは息子さんの高橋浩二郎さん(芸名)。里見浩太郎さんのお弟子さんです。後継ぎの三男が銀座で修行中と将来も楽しみです。「不況でも、特色のある店は生き残れる」とご夫婦。2月に改装、来年は開店20周年パーティーもと、商売への意欲も盛んです。
(営業時間:15時〜23時。土日祝は団体予約のみ
新宿区神楽坂1の11の2 п@03-3269-3638) (聞き手 井上智裕)
2002年2月号に載った「おじゃまします」の記事