2001年11月号に載った「おじゃまします」の記事
新宿商工新聞
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P7
戸塚馬場支部  早稲田菜館  浅田年昭さん
 高田馬場から早稲田に向けての通りは、古本屋が軒を連
ねています。立ち並ぶ飲食店や街並みには風情があり、学
生街としての趣きが感じられます。
 定食の店ワセダ菜館の浅田さんは、この土地で生まれ育
った二代目の店主。「長男だから」と入ったこの世界。「包
丁を使えるようになりたい」と調理師の学校を出てからも寿
司屋で修行して、本格的な包丁さばきを身につけました。
 元々の常連客だった早稲田の学生は、次々と地方都市へ
移転してしまいました。街中にはファストフードやコンビニなど
の強豪が林立する厳しい時代となりました。

「今の人はあまり食べないけど、昔の学生さんは良く食べましたよ。相撲部なんて一人で2,3人分は普通でした」。
 民商は先代からの会員です。「不況になって世の中がどうなっていくのか不安ですが、問題が生じたら相談にのってもらえるところがあるのは安心です」。
自分の考えだけではなく、いろいろな解決策があるということを教えてもらえるといいます。
 メニューは和食を中心として得意の魚料理を豊富にそろえました。常連客は旬の魚を目当てにやってきます。「最近は魚料理は煙がでる、生臭い、気持悪いということで、家庭では敬遠する奥さんが増えているようです。それでサラリーマンが家庭料理風の焼魚や味噌煮を食べに来てくれます。あと女性はレストランに行くもので定食屋には来ませんでした。でも今は堂々とビールも飲みますね」。料理はコロッケをはじめとして煮物、揚げ物などほとんど手作りで、冷凍物は使いません。ビールなどお酒も楽しめます。
「商売というのは常連客が増えるとやる気が出ます。お客さんがお客さんを呼ぶ。食べて良かったと思ってほしいですね」。
 「政府はバカバカしいパフォーマンスばかりやってないで、税金の無駄をしないでほしい。もっと苦しい人の意見を聞いて庶民の暮らしを知ってほしいですよ」
店主となってまだ一年、これからの包丁さばきが楽しみです。 (聞き手 松本和美)
電話3202ー6465  (土曜定休)