2001年5月号に載った「おじゃまします」の記事
新宿商工新聞
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P6
東洋医学がブームとなって、街中にはクイックマッサ
ージ”などの看板を多く見かけるようになりました。
最近の業界はどうなっているのか、愛光堂治療院院
長の高橋和子さん(新宿民商・早稲田東支部会員)に
伺いました。
愛光堂では鍼灸、あんまマッサージ指圧師の他、理
学療法師、柔整師など経験豊富なスタッフが揃ってい
ます。肩こり、腰痛をはじめ、スポーツ障害、リハビリ
など幅広く扱い、各種雑誌から取材を受けるなど治療
には定評があります。
「スタッフの養成には力を入れています。実力がついたら患者さん付きで分けも応援しています。半分は視覚障害者ですから、その方たちには将来は共同組合のように、自主管理で運営できるような治療院を計画しています」。
自らも弱視で苦労が多かった分、後輩に道を開く思いは並以上です。資格を取るには学校に通い、国家試験を受けます。有資格者が開業するときには、保健所への届け出、消毒設備の完備、宣伝の制約を守る等、法律を守る義務が生じます。ところが不況になって無資格者が氾濫しているといいます。
「私達は法律の範囲内で仕事をしていますので、宣伝にも制約があります。無資格の人はいいかげんな治療でやりたい放題の宣伝をしても、罰則はなく野放しです。電話帳をみるとその無責任さがよくわかります。厚生省に交渉したところ、有資格者の倍を上回る業者が存在するとは認めていますが、何の対策もしていないのが現状です」。
患者さんには安く速く治す、そしてスタッフには普通に暮らせる給料を支払うためにリーダーとして育成、経営のことはもちろん、業界の健全化に向けても、今後本格的に取り組むかまえです。
「不況になって倒産する会社が増え、その連鎖反応で経営は厳しいです。都営バス路線の廃止も影響しました。いいかげんな業者に対抗していくために私も午前3時まで働きます。民商もいつも忙しそうですね。宝くじでも当てて、寄付してあげたいですね。」
先生の雰囲気はゴッドママ、治療院は神楽坂駅1分です。
(取材 松本和美)